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2007年1月5日 HDDメーカーが新しいアライアンスを通してハイブリッドHDD技術の普及を推進 – ノートPC向けHDDにフラッシュメモリを内蔵して高付加価値化

日立グローバルストレージテクノロジーズ (本社機能 米国カリフォルニア州サンノゼ市、取締役会長兼CEO 中西宏明、以下、日立GST) と Samsung、Seagate Technology、および 株式会社東芝など、ハードディスクドライブ (以下、HDD) メーカー各社は共同で、より動作が速く、耐久性が高く、かつ、バッテリ使用時の動作時間が長いノートPCの実現をサポートするべく、ハイブリッドストレージアライアンスを設立しました。本アライアンス設立の目的は、以下の2点です。

(1) 

フラッシュメモリとHDDを組み合わせたハイブリッドHDD技術によるノートPCの性能向上を追求

(2) 

HDD市場へのハイブリッド技術採用の加速

IT調査会社 IDCは、2010年には、ノートPCに搭載されるHDD全体のうちハイブリッドHDDが約35%を占めると予測(注1)しています。

    (注1)   Source – IDC's View of Adoption of NAND in the PC, Document #lcUS20508007, January 2007
 

ハイブリッドHDD技術は、業務用や家庭で使われるノートPCの性能向上に対応する、有力な技術です。ハイブリッドHDD技術は、大容量と容量単価優位性を持つHDDに消費電力効率や耐久性を特徴とするフラッシュメモリを組み合わせることにより、コンピュータや携帯情報機器の可能性を向上させると期待されています。

「HDD業界は、HDDが採用されているシステム向けに、常により高い価値を提供すべく、努めています。HDDにフラッシュメモリを搭載することは、特にノートPCのユーザーにとって、バッテリ使用時の動作時間の伸長、高い性能や耐久性といった価値をもたらすでしょう。」と、ハイブリッドストレージアライアンス会長の Joni Clark (ジョニ クラーク)氏は述べています。

「Windows Vista™環境でノートPCを使用する場合、NANDキャッシュメモリは性能改善に重要な技術要素です。ハイブリッドHDDは、HDDとメモリという2つのストレージ技術の利点をひとつにして大容量と素早い応答性をもたらします。今回のHDD業界各社によるハイブリッドストレージアライアンスの設立は、ハイブリッドHDD技術の利点を認識した動きです。」と、IDC ハードドライブ リサーチマネージャの John Rydning (ジョン ライドニング)氏は述べています。

ハイブリッドHDD技術

Microsoft ® 社のWindows Vista™オペレーティングシステムは、ハイブリッドHDD技術の持つ性能、消費電力や耐久性などの利点をフルに活用する最初のオペレーティングシステムです。

「Microsoft ® にとって、ストレージ業界がハイブリッドHDDの採用拡大を共同で進めることは喜ばしいことです。ハイブリッド技術は Windows Vista™の "Windows Ready Drive" 機能を強化し、システム起動時間や休止状態からの復帰時間の短縮、バッテリでの動作モード最適化など新しい世代のノートPCを可能とし、従来のHDDに比べ、より高い信頼性と耐久性を提供するでしょう。」と、Microsoft ® 社 モバイルアンドテイラード プラットフォームディビジョン コーポレートヴァイスプレジデントの Bill Mitchell (ビル ミッチェル)氏は述べています。

ノートPCのユーザーは、ハイブリッドHDD技術により、下記の利点を受けることができます。

  • 起動時間と休止状態からの復帰時間の短縮 – 通常、HDDを搭載したノートPCの電源を投入すると、HDDの円板が回転し、PCの起動を開始します。ハイブリッドHDDの場合、フラッシュメモリから起動シーケンスを始めることにより、HDDの回転のための時間を短縮できます。同様に、PCが休止状態に入る時に、よく使われるデータなどをフラッシュメモリに格納することにより、休止状態からの復帰時間も短縮できます。
  • 低消費電力 – ハイブリッド技術はHDDの円板回転起動を省略するため、消費電力を低減します。これにより、ノートPCや携帯情報機器にとって重要な、バッテリでの動作時間を伸ばすことができます。
  • 高い信頼性 – HDDの円板回転起動回数を減らすことは、HDDの機構信頼性を高めることになります。
  • 高い耐久性 – HDDの円板を回転することなく、HDDに搭載されたフラッシュメモリからデータのやり取りをすることにより、耐衝撃性を高めることができます。

システム側へは以下の利点が挙げられます。

  • システムへの搭載容易性 – HDDにフラッシュメモリを内蔵することにより、システム内のメモリ搭載スペースを節約できます。その上、Windows Vista™をOSとするシステムへのハイブリッドHDDの搭載は、従来のHDDと同様に簡便です。
  • データセキュリティ – HDDにフラッシュメモリを内蔵することにより、システム内のデータを一箇所に集中させ、データ暗号化などのセキュリティ機能も一括管理できます。突然のシステム停止でも、データはHDDの内部に保持されます。

ハイブリッドストレージアライアンスの活動について

アライアンスのメンバーは、米国 ラスベガスで1月6日および7日に開催される Storage Visions 2007にて、ハイブリッド技術と製品のデモンストレーションを行う予定です。

ハイブリッドストレージアライアンスは、PCメーカーやユーザーへハイブリッドHDD技術の利点を理解いただく活動をグローバルに進めます。設立メンバーには、Samsung、Seagate Technology、株式会社東芝、および日立GSTなどが参画しています。詳細は下記のURLをご参照ください。
www.hybridstorage.org

■ 他社商標注記
MicrosoftおよびWindowsは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。
その他、記載されている会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。

■ 報道関係問合せ先
株式会社 日立グローバルストレージテクノロジーズ 企画管理部広報グループ 【担当 鈴木 (健)】
〒256-8510 神奈川県小田原市国府津2880番地
電話 0465-49-4917(ダイヤルイン)


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