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2007年5月11日 世界最高速のノートPC向け2.5型ハードディスク装置 – 暗号化技術を備え、2.5型ハードディスク装置の7,200回転への移行を加速
 
日立グローバルストレージテクノロジーズ (本社 米国カリフォルニア州サンノゼ市、取締役会長兼CEO 中西宏明、以下、日立GST)は、業界最大容量で高性能の2.5型ハードディスク装置 (以下、HDD) Travelstar 7K200の量産出荷を開始しました。
Travelstar 7K200は、毎分7,200回転の当社現行製品比で約22% (注1) の性能向上と、2倍の200ギガバイト (ギガは10億、以下、GB) の記憶容量を持ち、高性能・高機能ノートPC向けのHDDセグメントを牽引していきます。なお、HDDとしてユーザデータを暗号化して記録する "Bulk Data Encryption" 技術をオプション機能として採用しており、ノートPCのユーザデータを保全します。
毎分7,200回転の2.5型HDDは、高性能・高機能ノートPC向けとしてユーザの高い要求に対応するよう設計しています。日立GSTは、ユーザの期待に応え、この製品分野で初めて200GBの製品を開発し、高い性能、暗号化技術 (オプション) および業界をリードする高い耐衝撃性などにより、この製品分野の地位を強化していきます。さらに Travelstar 7K200は、毎分7,200回転の高速回転にもかかわらず、5,400回転の製品と同程度の消費電力、発熱および騒音仕様としています。
また、毎分7,200回転の高性能で連続稼動のアプリケーション向けに Travelstar E7K200を用意してあります。
日立GST チーフマーケティングオフィサーの岩田真二郎は、「本日発表した7,200回転の製品は、技術と価値の両面において Travelstarシリーズの頂点に位置づけられます。ユーザは、より高い性能をノートPCに必要としており、Travelstar製品はこれに応える製品として支持されています。Travelstar 7K200は、第3世代の7,200回転製品として、今後もユーザの期待に応えていきます。」と、述べています。
7,200回転の2.5型HDD出荷台数は、2005年以降、年率約25%の成長をしており、2010年には2.5型HDD全体の約40%を占めると予想しています。今日では 7,200回転のHDDは、2.5型HDD全体の約10%を占めています。Travelstar 7K200は、日立GSTの第3世代垂直磁気記録技術を採用しています。
高い性能
Travelstar 7K200の製品仕様は、ユーザにいくつかのメリットを提供します。(注2)
- 既存の7,200回転および5,400回転の2.5型HDDに比べ、ファイルコピー、ドキュメントデータ読み出し、グラフィックやゲームなどで18%から33%の処理速度の向上。
- ノートPCを使用した音楽や映画の視聴増加に対応し、HDDの低騒音化による快適な環境の提供。
- 既存の5,400回転のHDDと消費電力を同等とし、バッテリ動作時間の犠牲なく、より高い性能を提供。
- 350 Gの動作時耐衝撃性を確保、持ち歩くノートPCに懸念される外部からの衝撃からデータを保護。
データ暗号化
"Bulk Data Encryption" (注3) 技術は、HDDとしてのデータ保全機能であり、Travelstar 7K200のオプション機能として設定されます。従来システムでは、HDDのデータはソフトウェアをベースとする暗号化または、システムパスワードで保護されてきました。HDDとしてのデータ暗号化は、ソフトウェアによる性能低下懸念もなく、システムパスワードより高いレベルのデータ保全機能を提供します。
| (注3) |
ハードドライブレベルのデータ暗号化技術は、HDDの容量に影響を与えません。 |
データの書き込み時に暗号キーを用いてデータ暗号化され、読出し時も同様に暗号キーを用いてデータ復号化されます。従って、HDDとしてのデータ暗号化は、より洗練された手法でユーザデータを守り、事実上解読不可能といわれています。
Travelstar 7K200のHDDとしてのデータ暗号化は、HDDを廃棄する際のデータの消去プロセスにおいても利点があります。従来はHDDを物理的に破壊するか、ソフトウェアツールによって時間のかかるデータの上書き消去を行い、データの盗難や個人情報の保護に備えなければなりませんでした。"Bulk Data Encryption" 技術は、これら手間のかかるデータ消去プロセスを不要とし、単に暗号キーを消去するだけでHDDのデータを読み出すことができなくなり、データ流失を防ぐことができます。
ノートPCの盗難件数は増えており、ソフトウェアベースのパスワード保護だけでは安心できない状況になっています。ノートPCユーザに必須の機能として、日立GSTは "Bulk Data Encryption" 技術を提供します。
■ 新製品の主な仕様 (注4)
項目 |
型式・仕様 |
Travelstar 7K200 |
Travelstar E7K200 |
記憶容量 (注5) |
200GB | 160GB | 120GB | 100GB | 80GB |
200GB | 160GB | 120GB |
ディスク枚数 |
2 | 2 | 2 | 1 | 1 |
2 | 2 | 2 |
ヘッド本数 |
4 | 4 | 3 | 2 | 2 |
4 | 4 | 3 |
平均シーク時間 (リード) |
10ミリ秒 |
10ミリ秒 |
ディスク回転数 |
毎分7,200回転 (rpm) |
毎分7,200回転 (rpm) |
面記録密度 (最大) |
平方mm当りメガビット 254.2 | 204.6 | 204.6 | 254.2 | 204.6 (平方インチ当りギガビット 164 | 132 | 132 | 164 | 132) |
平方mm当りメガビット 254.2 | 204.6 | 204.6 (平方インチ当りギガビット 164 | 132 | 132) |
データ転送速度 (最大) (媒体記録再生時) |
毎秒メガビット 876 | 695 | 695 | 876 | 695 |
毎秒メガビット 876 | 695 | 695 |
インタフェース |
毎秒3ギガビット SATA または毎秒1.5ギガビット SATA |
毎秒3ギガビット SATA |
データバッファ容量 |
16MB |
16MB |
ロードアンロード回数 |
600,000回 |
600,000回 |
電源電圧 |
+5V |
+5V |
消費電力 |
スタートアップ時 (最大) |
5.5W |
5.5W |
シーク時 (平均) |
2.6W |
2.6W |
リードライト時 (平均) |
2.3W |
2.3W |
パフォーマンスアイドル時 (平均) |
2.0W |
2.0W |
アクティブアイドル時 (平均) |
1.0W |
– |
ローパワーアイドル時 (平均) |
0.8W |
– |
スタンバイ時 (平均) |
0.25W |
0.25W |
スリープ時 |
0.2W |
0.2W |
騒音 |
アイドル時 |
2.5ベル | 2.5ベル | 2.5ベル | 2.2ベル | 2.2ベル |
2.5ベル |
シーク時 |
2.9ベル | 2.9ベル | 2.9ベル | 2.6ベル | 2.6ベル |
2.9ベル |
衝撃 (印加時間) |
動作時 |
2ミリ秒間で 350 G、1ミリ秒間で 180 G |
2ミリ秒間で 350 G、1ミリ秒間で 180 G |
非動作時 |
1ミリ秒間で 1,000 G |
1ミリ秒間で 1,000 G |
外形寸法 (W×D×H) |
70× 100× 9.5mm |
70× 100× 9.5mm |
重量 (標準構成時) |
115グラム | 115グラム | 115グラム | 110グラム | 110グラム |
115グラム |
省エネ法に関する表示 |
エネルギー消費効率 (注6) |
0.0040W/GB | 0.0050W/GB | 0.0067W/GB | 0.0080W/GB | 0.0100W/GB |
0.0100W/GB | 0.0125W/GB | 0.0167W/GB |
省エネ法に基づく区分 |
e | e | e | d | d |
e |
(注4) |
仕様は予告なく変更することがあります。 |
| (注5) |
弊社では、HDD業界の慣例に従い、1MB(メガバイト)は1,000,000バイト(Byte)、1GB(ギガバイト)は1,000,000,000バイト(Byte)と容量を定義しています。 |
| (注6) |
エネルギー消費効率とは、省エネ法で定める測定方法により測定された消費電力を省エネ法で定める記憶容量で除したものです。 |
■ 取扱事業部・照会先 株式会社 日立グローバルストレージテクノロジーズ 戦略企画統括部 【担当 出来】 〒252-8588 神奈川県藤沢市桐原町1番地 電話 0466-91-2510 (ダイヤルイン)
■ 報道関係問合せ先 株式会社 日立グローバルストレージテクノロジーズ 企画管理部広報グループ 【担当 鈴木 (健)】 〒252-8588 神奈川県藤沢市桐原町1番地 電話 0466-91-4044 (ダイヤルイン)
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