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2008年5月8日 ノートPC向け 高速回転の2.5型ハードディスク装置 – 高速回転による高い性能と低消費電力、低騒音のバランスを実現



発表機種の写真市販のスクリーンリーダー利用者へのお願い。このページではプラス記号を使っています。初期設定では読み上げられない場合がありますので、辞書にプラス記号の読みを「プラス」と登録頂きますようお願い致します。以下、本文。

日立グローバルストレージテクノロジーズ (本社 米国カリフォルニア州サンノゼ市、取締役会長兼CEO 中西宏明、以下、日立GST)は、2.5型ハードディスク装置 (以下、HDD) の「Travelstar 7K320」の量産出荷を開始しました。本製品は、当社の毎分7,200回転の2.5型HDDとして第4世代の製品です。Travelstar 7K320は、当社従来製品に比べ約60%の大容量化、ベンチマーク試験で約12%の性能向上および約22%の低消費電力を達成しています。また、データセキュリティに対応した暗号化技術 "Bulk Data Encryption" をオプション機能として提供します。さらに、ブレードサーバやネットワークルータ、POS端末およびビデオ監視システムなど、比較的低い負荷ながら連続稼動を求められる用途に対応した製品モデルも用意しています。

Travelstar 7K320は、従来のデスクトップPCに要求される性能や記憶容量を実現しており、ハイエンドのノートPCや小型デスクトップPCへの適用が期待されます。また、本製品はノートPCやデスクトップPCばかりでなく、ゲーム機やブレードサーバ、ビデオ監視システムなどの要求に対応して、このクラス最高の動作時耐衝撃性 400 G に加え、5,400回転のHDDと同等レベルの消費電力と騒音特性を実現しています。

「PCの基本ソフトウェアであるオペレーティングシステム (以下、OS)が高度化、複雑化するに伴い、システム全体の性能低下を引き起こしてしまう場合があります。半導体メモリを使用するソリッドステートドライブ (以下、SSD)は、総合的な速度向上や価格において、まだまだ改善されなくてはならない部分があります。Travelstar 7K320は、毎分7,200回転による高い性能と大容量をSSDよりはるかに低いコストで提供していきます。」と、日立GST コンシューマ アンド コマーシャルHDD ダイレクタの Larry Swezey (ラリー スイージー)は述べています。

調査会社のGartner社は、2009年下半期には世界のノートPCの出荷台数がデスクトップPCを上回ると予想しています。これはノートPCの価格性能比の改善・向上度合いがデスクトップPCに比較して大きいためです。日立GSTは、7,200回転の2.5型HDD製品セグメントが、この市場動向を加速させ、ノートPCの携帯性とデスクトップPC並みの性能を両立できる利点を、さらに多くの方に理解していただけると確信しています。

製品の特徴

Travelstar 7K320は、ユーザ本位の機能を多数備えています。

  • 記憶容量 320ギガバイト (ギガは10億、以下、GB)は、映画の場合 約80時間のハイビジョンデジタル映像、音楽では約8万曲、またビデオゲームでは約160本に相当するデータを格納 (注1)
  • 毎分7,200回転によるOSの起動時間の短縮やアプリケーション処理性能の向上。毎秒3ギガビットの転送速度仕様のシリアルATA (以下、SATA) インタフェースと高いメディアデータ転送速度によるファイルコピー時間の短縮、グラフィック処理やゲーム処理性能の改善
  • 機器の持ち運びや取り扱いをさらに安心にする、クラス最高の動作時耐衝撃性 400 G
  • ノートPCのバッテリ駆動時間に影響を与えない、5,400回転と同等の消費電力
  • 音楽、映画やゲームを楽しめる静音特性
    (注1)   格納できるデータ量は、それぞれのデータの圧縮レートにより異なります。
 

データ暗号化

"Bulk Data Encryption" 技術は、HDDとしてのデータ保全機能であり、Travelstar製品シリーズのオプション機能として2007年以降開発出荷している製品に設定しています。従来システムでは、HDDのデータはソフトウェアをベースとする暗号化、または、システムパスワードで保護されてきました。HDDとしてのデータ暗号化は、ソフトウェアによる性能低下懸念もなく、システムパスワードより高いレベルのデータ保全機能を提供します。データの書き込み時に暗号キーを用いてデータ暗号化され、読出し時も同様に暗号キーを用いてデータ復号化されます。従って、HDDとしてのデータ暗号化は、より確実な手法でユーザデータを守り、事実上解読不可能といわれています。

Travelstar 7K320のHDDとしてのデータ暗号化は、HDDを廃棄する際のデータの消去についても利点があります。従来はHDDを物理的に破壊するか、ソフトウェアツールによって時間のかかるデータの上書き消去を行い、データの盗難や個人情報の保護に備えなければなりませんでした。"Bulk Data Encryption" 技術は、これら手間のかかるデータ消去プロセスを不要にし、暗号キーを消去するだけでHDDのデータを読み出すことが出来なくなり、データ流失を防ぐことが出来ます。

暗号化機能モデルは、毎秒1.5ギガビットのSATAで出荷されます。

出荷時期について

Travelstar 7K320は、ワールドワイドに量産出荷を開始しました。連続稼動対応モデルは、2008年第3四半期の出荷を予定しています。

■ 新製品の主な仕様 (注2)

ここからひょうの見出し、第1列項目 第2列1行目Travelstar 7K320 仕様
第2列2行目、2分割されたうちの左側は通常モデル  右側は連続稼動モデルひょうの見出し終了
ここからひょうの本文、最初の項目記憶容量 (注3) 通常モデルの記憶容量320 | 250 | 160 | 120 | 80GB 連続稼動モデルの記憶容量320 | 250 | 160 | 120GB
次の項目ディスク枚数 通常モデルのディスク枚数、記憶容量順に2 | 2 | 1 | 1 | 1 連続稼動モデルのディスク枚数、記憶容量順に2 | 2 | 1 | 1
次の項目ヘッド本数 通常モデルのヘッド本数、記憶容量順に4 | 4 | 2 | 2 | 1 連続稼動モデルのヘッド本数、記憶容量順に4 | 4 | 2 | 2
次の項目平均シーク時間 (リード) モデルによらず12ミリ秒
次の項目ディスク回転数 モデルによらず毎分7,200回転 (rpm)
次の項目面記録密度 (最大) モデルによらず平方ミリメートル当り390.6メガビット
(平方インチ当り252ギガビット)
次の項目データ転送速度 (最大) (媒体記録再生時) モデルによらず毎秒1,136メガビット
次の項目インタフェース 通常モデルのインタフェース毎秒3ギガビット SATA
(暗号化機能モデル 毎秒1.5ギガビット SATA)
連続稼動モデルのインタフェース毎秒3ギガビット SATA
次の項目データバッファ容量 モデルによらず16MB
次の項目ロードアンロード回数 モデルによらず600,000回
次の項目電源電圧 モデルによらず+5V
次の項目消費電力 最初のさいもくスタートアップ時 (最大) モデルによらず5.5W
次のさいもくシーク時 (平均) モデルによらず2.2W
次のさいもくリードライト時 (平均) モデルによらず1.8W
次のさいもくアイドル時 (平均) 通常モデルのアイドル時非該当 連続稼動モデルのアイドル時1.7W
次のさいもくパフォーマンスアイドル時 (平均) 通常モデルのパフォーマンスアイドル時1.7W 連続稼動モデルのパフォーマンスアイドル時非該当
次のさいもくアクティブアイドル時 (平均) 通常モデルのアクティブアイドル時1.0W 連続稼動モデルのアクティブアイドル時非該当
次のさいもくローパワーアイドル時 (平均) 通常モデルのローパワーアイドル時0.8W 連続稼動モデルのローパワーアイドル時非該当
次のさいもくスタンバイ時 (平均) モデルによらず0.2W
次のさいもくスリープ時 モデルによらず0.1W
次の項目騒音 最初のさいもくアイドル時 モデルによらず2.5ベル
次のさいもくシーク時 モデルによらず2.8ベル
次の項目衝撃 (印加時間) 最初のさいもく動作時 モデルによらず2ミリ秒間で 400 G、1ミリ秒間で 200 G
次のさいもく非動作時 モデルによらず1ミリ秒間で 1,000 G
次の項目外形寸法 (W×D×H) モデルによらず、幅70×奥行き100×高さ9.5mm
次の項目質量 (標準構成時) モデルによらず2枚円板構成で115グラム、1枚円板構成で110グラム
次の項目省エネ法に関する表示 最初のさいもくエネルギー消費効率 (注5) 通常モデルのエネルギー消費効率、記憶容量順に0.0025 | 0.0032 | 0.0050 | 0.0067 | 0.0100W/GB 連続稼動モデルのエネルギー消費効率、記憶容量順に0.0053 | 0.0068 | 0.0106 | 0.0142W/GB
次のさいもく省エネ法に基づく区分 通常モデルの省エネ法に基づく区分、記憶容量順にe | e | d | d | d 連続稼動モデルの省エネ法に基づく区分、記憶容量順にe | e | d | dひょうの本文終了
 
    (注2)  
 
仕様は予告なく変更することがあります。
    (注3)   当社では、HDD業界の慣例に従い、1MB(メガバイト)は1,000,000バイト(Byte)、1GB(ギガバイト)は1,000,000,000バイト(Byte)と容量を定義しています。
    (注4)   エネルギー消費効率とは、省エネ法で定める測定方法により測定された消費電力を省エネ法で定める記憶容量で除したものです。
 

■ 取扱事業部・照会先
株式会社 日立グローバルストレージテクノロジーズ 製品企画部 【担当 出来】
〒252-8588 神奈川県藤沢市桐原町1番地
電話 0466-98-2510 (ダイヤルイン)

■ 報道関係問合せ先
株式会社 日立グローバルストレージテクノロジーズ 企画管理部広報グループ 【担当 鈴木 (健)】
〒252-8588 神奈川県藤沢市桐原町1番地
電話 0466-98-4044 (ダイヤルイン)


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