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2009年8月11日 大容量、高い信頼性と低消費電力の各要素に対応したサーバ向け3.5型ハードディスク装置



発表機種の写真市販のスクリーンリーダー利用者へのお願い。このページではプラス記号を使っています。初期設定では読み上げられない場合がありますので、辞書にプラス記号の読みを「プラス」と登録頂きますようお願い致します。以下、本文。

日立グローバルストレージテクノロジーズ (本社機能 米国カリフォルニア州サンノゼ市、社長兼CFO Steve Milligan、以下、日立GST)は、毎分7,200回転で記憶容量2テラバイト (テラは1兆、以下TB) のサーバ向け3.5型ハードディスク装置 (以下、HDD) 「Ultrastar A7K2000」の出荷を開始しました。本製品は、連続稼動用途向けに設計および試験を行い、MTBF (注1) 120万時間の製品仕様を有しています。大容量、高い信頼性、毎分7,200回転の製品性能と低消費電力動作の各要素のバランスを図ったUltrastar A7K2000は、データウェアハウス、ディスクストレージバックアップシステム、クラウドコンピューティングなど、記憶容量あたりの消費電力やコストが重要な要素となる大規模データセンタなどの用途に最適な製品です。

    (注1)   MTBFは、Mean Time Between Failure の略。使用を開始して、あるいは故障から回復してから、次に故障するまでの平均時間。MTBFは、複数の試験サンプルを使用して統計的な試験手法により求められます。MTBF時間は、個々の製品信頼性の予測や製品保証をするものではありません。
 

倍増した記憶容量

増大するデジタルコンテンツに対応したストレージ容量の拡張要求と同時に、省エネに対する要求は、サーバ向けHDD製品にとって最優先で取り組むべき課題です。現代のグローバル経済環境下において、ストレージリソースの仮想化やデータの重複排除技術などの最新技術の適用によってデータストレージのさらなる高効率化が求められており、日立GSTの大容量サーバ向けHDD製品はこれらの用途に最適の製品です。本日発表したUltrastar A7K2000は、従来の製品に比べ記憶容量を2倍の2TBとしました。

「毎分7,200回転のサーバ向け製品セグメントとして業界で初めて2TBのHDDが、日立GSTから提供されることを大変喜ばしく思います。日立GSTは、当社のストレージシステムやOEM顧客が要求する容量、性能、信頼性や低消費電力などの各要素に応えたHDD製品を提供し続けています。」と、Xyratex社 Networked Storage Solutions、シニアヴァイスプレジデントの Todd Gresham (トッド・グレシャム)氏は述べています。

業界をリードする製品信頼性

Ultrastar A7K2000は、標準の3.5型HDDのフォームファクタであり、既存のストレージシステムへも容易に増設可能で、大容量化と低消費電力化が図れます。また、同一筐体に複数のHDDを搭載した場合に懸念される回転振動による性能低下を防ぐ技術 Rotational Vibration Safeguardを採用し、5年間の製品保証とともに、高い製品品質と信頼性を追及する企業向けストレージシステムに最適の製品です。

「ホワイトボックスPC、システムインテグレータまたはグローバルOEM顧客の全ての場合においてデータストレージは柔軟で創造的なソリューションが求められます。記憶容量、信頼性、低消費電力とコストのバランス最適化を進めれば、ユーザにとって、ストレージ効率をさらに高めることができます。日立GSTは、本日発表したUltrastar A7K2000を加えて、記憶容量を重視したシリアルATAのHDD製品から性能重視の毎分15,000回転の高速HDD製品まで、サーバ向けHDD製品のラインアップをさらに拡充してお客様のさまざまな要求に対応します。」と、日立GSTマーケティング ヴァイスプレジデントの Brendan Collins(ブレンダン・コリンズ)は述べています。

消費電力の低減

毎分7,200回転の本製品は、低回転の容量重視の製品に比べて総合的な性能で上回り、かつ低消費電力で動作します。従来機種のUltrastar A7K1000と比較すると、サステイン (注2) データ転送で約155%高速化しており、消費電力を記憶容量で除したエネルギー消費効率は約120%改善しています。Ultrastar A7K2000は、低消費電力を実現する先進のパワーマネジメント技術を採用しました。適切なパワーモードオプションを選択することにより、処理性能と省エネの最適なバランスを提供します。低回転モードでは約36%の消費電力を低減し、スタンバイ / スリープ (注3) 動作モードでは、1ワット以下の低消費電力動作を実現しました。これらにより、データセンタの省電力要求や空調機器の負荷低減に寄与します。また、Ultrastar A7K2000は、EU加盟国の発効するRoHS (注4) 指令への対応に加え、ハロゲンフリー (注5) 設計など環境へ配慮した製品です。

    (注2)   瞬間的なデータ転送であるバースト転送に対し、連続的なデータ転送 (入力または出力) のこと。
    (注3)   モータは回転停止し、電子回路部位のみ電源供給しているモード。
    (注4)   RoHS: Restriction of the Use of Certain Hazardous Substances in Electrical and Electronic Equipment。
    (注5)   塩素および臭素がその対象で、臭素:900ppm以下、塩素:900ppm以下、臭素+塩素:1500ppm以下(IEC61249-2-21 : 2003より)に管理。
 

データセキュリティ

Ultrastar A7K2000は、データ保護やセキュリティの要求に対応して、ユーザデータを暗号化して記録する "Bulk Data Encryption" (以下、BDE) をオプション機能として提供します。データの書き込み時に暗号キーを用いてデータ暗号化され、読み出し時も同様に暗号キーを用いてデータ復号化されることによって、ユーザへ高いレベルのデータ保全機能を提供します。従来システムでは、HDDのデータはソフトウェアをベースとする暗号化、または、システムパスワードで保護されてきました。HDDとしてのデータ暗号化は、ソフトウェアによる性能低下懸念もなく、システムパスワードより高いレベルのデータ保全機能を提供します。また、HDD製品の廃棄や再利用の際には、暗号キーを削除することにより、それまで格納されたデータは読み出し不可能となるため、従来必要であったデータ消去のための時間を削減することができます。

出荷時期について

Ultrastar A7K2000について、2TBの製品は、5年間の製品保証とともにワールドワイドに出荷を開始しています。1TBと500ギガバイトの製品は、本四半期中(7–から9月)の出荷開始を予定しています。

■ 新製品の主な仕様 (注6)

ここからひょうの見出し、第1列項目 第2列Ultrastar A7K2000ひょうの見出し終了
ここからひょうの本文、最初の項目記憶容量 (注7) 仕様、記憶容量順に2TB | 1TB | 500GB
次の項目ディスク回転数 仕様、記憶容量によらず毎分7,200回転 (rpm)
次の項目平均シーク時間 (リード) 最初のさいもく2TB 仕様8.2ミリ秒
次のさいもく<2TB 仕様8.5ミリ秒
次の項目面記録密度 (最大) 最初のさいもく2TB 仕様平方ミリメートル当り441.8メガビット
(平方インチ当り285ギガビット)
次のさいもく<2TB 仕様平方ミリメートル当り545.6メガビット
(平方インチ当り352ギガビット)
次の項目サステインデータ転送速度 (typ.) 仕様、記憶容量によらず毎秒134メガバイト
次の項目インタフェース 仕様、記憶容量によらず毎秒3ギガビット SATA
次の項目データバッファ容量 仕様、記憶容量によらず32MB
次の項目ロードアンロード回数 仕様、記憶容量によらず300,000回
次の項目騒音
Idle Mode
最初のさいもく2TB 仕様2.9ベル
次のさいもく<2TB 仕様2.4ベル
次の項目電源電圧 仕様、記憶容量によらず+12 | +5V
次の項目消費電力 最初の小項目Read/Write 最初のさいもく2TB 仕様11.1W
次のさいもく<2TB 仕様8.4W
次の小項目Unload Idle 最初のさいもく2TB 仕様5.6W
次のさいもく<2TB 仕様3.9W
次の項目衝撃 最初の小項目動作時 仕様70 G
次の小項目非動作時 最初のさいもく2TB 仕様300 G
次のさいもく<2TB 仕様350 G
次の項目外形寸法 (W×D×H) 仕様、記憶容量によらず、幅101.6×奥行き147×高さ26.1mm
次の項目質量 (typ.) 最初のさいもく2TB 仕様740グラム
次のさいもく<2TB 仕様680グラム
次の項目省エネ法に関する表示 最初のさいもくエネルギー消費効率 (注8) 仕様、記憶容量順に0.0028 | 0.0039 | 0.0078W/GB
次のさいもく省エネ法に基づく区分 仕様、記憶容量順にc | b | bひょうの本文終了
 
    (注6)  
 
仕様は予告なく変更することがあります。
    (注7)   当社では、HDD業界の慣例に従い、1MB(メガバイト)は1,000,000バイト(Byte)、1GB(ギガバイト)は1,000,000,000バイト(Byte)と容量を定義しています。
    (注8)   エネルギー消費効率とは、省エネ法で定める測定方法により測定された消費電力を省エネ法で定める記憶容量で除したものです。
 


■ 取り扱い事業部・照会先
株式会社 日立グローバルストレージテクノロジーズ
エンタープライズマネジメント部 ビジネスマネジメントグループ 【担当 川島】
〒252-8588 神奈川県藤沢市桐原町1番地
電話 0466-98-2792 (ダイヤルイン)

■ 報道関係お問い合わせ先
株式会社 日立グローバルストレージテクノロジーズ
企画管理部 マーケティング・広報グループ 【担当 鈴木 (健)】
〒252-8588 神奈川県藤沢市桐原町1番地
電話 0466-98-4044 (ダイヤルイン)


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