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2009年9月15日 映像機器向け 3.5型ハードディスク装置 – 静音動作、低消費電力、先進のAV対応機能および大容量を備えた新しい CinemaStar 製品シリーズ
 
日立グローバルストレージテクノロジーズ (本社機能 米国カリフォルニア州サンノゼ市、社長兼CFO Steve Milligan、以下、日立GST)は、映像機器向けの3.5型ハードディスク装置(以下、HDD)として、プラッタあたり500ギガバイト(ギガは10億、以下GB)の技術を適用した、記憶容量1テラバイト(テラは1兆、以下TB)、毎分7,200回転のCinemaStar 7K1000.Cと、同じく記憶容量1TBで Cool Spin 技術を採用したCinemaStar 5K1000の2種類のCinemaStar製品シリーズを開発しました。
両製品は、情報家電分野で取り扱う機会が増えてきているハイビジョン放送などの高精細なデジタル映像の記録用に設計され、高い性能、大容量、静音動作、先進のAV機能および低消費電力と低発熱動作などの特長を備え、システム機器のデザイン、価格や性能などの各要求に応えています。本製品の1TBの記憶容量は、MPEG4の高精細デジタル映像を約250時間 (注1) 格納することができ、複数本のビデオデータストリーミングに対応できます。CinemaStar 7K1000.CおよびCinemaStar 5K1000は、ハイビジョン対応のHDDレコーダや録画機能付デジタルテレビなどの情報家電機器、およびビデオ監視システムなどに最適です。
| (注1) |
MPEG4ビデオデータ (9Mbps) の場合。格納できるデータ量は、それぞれのデータの圧縮レートにより異なります。また、同時に処理可能なストリーミングチャネル本数は、システム環境により異なります。 |
CinemaStar 5K1000は、160GBから1TBの幅広い記憶容量に加え、HDDの性能、消費電力および騒音が、最もバランスがとれるようにHDDのモータの回転数を最適化する Cool Spin 技術を採用しています。モータの低速回転数制御によって機器の振動を低減し、動作時で2.4ベルの静音動作とアイドルモード (注2) で3.3ワット以下の低消費電力および低発熱動作など、環境に配慮したこれからのデジタル映像機器設計の重要な要素を備えています。
| (注2) |
アイドルモードは、コマンド処理が実行されていないシステムの待機状態。 |
「HDDをストレージデバイスとするデジタル映像機器市場の急激な成長に伴い、我々のCinemaStar製品の需要も高い伸びを示しています。新製品が相次いで登場する録画機能を内蔵したデジタルテレビなどは市場の成長を支える一例です。先進のAV対応機能と情報家電のお客様との長年のHDDビジネスの経験をベースとして、今後もHDDをストレージデバイスとして展開する情報家電機器メーカとの連携を密にしていきます。」と、日立GSTマーケティング ヴァイスプレジデントのBrendan Collins(ブレンダン・コリンズ)は述べています。
先進のAV対応機能
本日発表した両製品は、AV用途に最適な機能を統合したスムーズストリーム技術を採用しています。スムーズストリーム技術は、上位から送出されるコマンドごとにデータストリーミング速度を最適化し、同一システム内でのストリーミングアプリケーションと従来のIT処理であるベストエフォートタスクをQoS (注3) と性能の低下を招くことなく処理することができます。本製品は、スムーズストリーム技術を採用した4世代目の製品です。
| (注3) |
QoS: Quality of Service。ある特定のデータ転送のための帯域を予約し、一定の転送速度を保証する技術。 |
スムーズストリーム技術に加えて、日立GSTのHDDとして基本の高い製品信頼性と性能を提供します。また、以下のAV対応機能は、情報家電メーカの次世代のデジタルビデオ機器の開発に有用であると確信しています。
- 映像や音楽データの取り扱いに最適化したSMARTコマンドトランスポート (注4)
- 先進の消費電力制御による低消費電力と低発熱動作
- キャビネットなど、閉じた狭い空間の動作環境を想定した幅広い動作温度範囲
(CinemaStar 5K1000の動作温度範囲は0℃~70℃、CinemaStar 7K1000.Cの動作温度範囲は0℃~65℃)
- 耐衝撃性に優れる磁気ヘッドのロードアンロード機構 (注5)
- システムの冷却ファンの低減に寄与するHDD動作温度範囲の拡張
- 映像の長時間のエンコード・デコードプロセスにおいてもHDDの製品信頼性を損なわないTFC (Thermal Fly Height Control) 技術 (注6)
| (注4) |
SMARTコマンドトランスポートは、エラー回復処理に費やせる制限時間を、ホストシステム側の要求に対応してセットできる機能。 |
| (注5) |
ロードアンロード機構は、ディスクが回転停止している状態では磁気ヘッドがディスクの外側に待避(アンロード)しており、ディスクの回転が安定した後、磁気ヘッドがディスク上に移動して(ロード)、データの読み込み・書き込み処理を行う機構。 |
| (注6) |
TFCは、幅広い温度範囲で、磁気ヘッドの安定した浮上高さを実現する技術。 |
出荷時期について
CinemaStar 7K1000.CおよびCinemaStar 5K1000の両製品は、情報家電機器が必要とする160GBから1TBの幅広い記憶容量を備え、2009年第4四半期(10月– 12月)に量産出荷を開始する予定です。
■ 新製品の主な仕様 (注7)
項目 |
CinemaStar 7K1000.C |
CinemaStar 5K1000 |
記憶容量 (注8) |
1TB | 750 | 500 | 320 | 250 | 160GB |
面記録密度 (最大) |
平方ミリメートル当り545.6メガビット (平方インチ当り352ギガビット) |
データ転送速度 (最大) (媒体記録再生時) |
毎秒1,589メガビット |
毎秒1,265メガビット |
インタフェース |
毎秒3ギガビット SATA |
データバッファ容量 |
32 | 32 | 8 | 8 | 8 | 8MB |
8MB |
ロードアンロード回数 |
300,000回 |
騒音 (動作時) |
2.5 | 2.5 | 2.7 | 2.7 | 2.7 | 2.7ベル |
2.4ベル |
衝撃 |
動作時 |
70 G |
非動作時 |
350 G |
温度 |
動作時 |
0~65℃ (Top Cover) |
0~70℃ (Top Cover) |
非動作時 |
 –40~70℃ |
外形寸法 (W×D×H) |
101.6× 147.0× 26.1mm |
質量 (標準構成時) |
680 | 680 | 400 | 400 | 400 | 400グラム |
電源電圧 |
+12Vおよび+5V |
消費電力 |
スタートアップ時 (最大) |
+12V電源は1.9A、+5V電源は1.1A |
+12V電源は1.7A、+5V電源は1.1A |
パフォーマンスアイドル時 (平均) |
– |
3.3 | 3.3 | 2.9 | 2.9 | 2.9 | 2.9W |
アイドル時 |
4.4 | 4.4 | 3.6 | 3.6 | 3.6 | 3.6W |
– |
省エネ法に関する表示 |
エネルギー消費効率 (注9) |
0.0044 | 0.0059 | 0.0072 | 0.012 | 0.015 | 0.023W/GB |
0.0033 | 0.0044 | 0.0058 | 0.0091 | 0.012 | 0.019W/GB |
省エネ法に基づく区分 |
b | b | a | a | a | a |
(注7) |
仕様は予告なく変更することがあります。 |
| (注8) |
当社では、HDD業界の慣例に従い、1MB(メガバイト)は1,000,000 (百万) バイト(Byte)、1GB(ギガバイト)は1,000,000,000 (10億) バイト、1TB(テラバイト)は1,000,000,000,000 (1兆) バイトと容量を定義しています。 |
| (注9) |
エネルギー消費効率とは、省エネ法で定める測定方法により測定された消費電力を省エネ法で定める記憶容量で除したものです。 |
■ 取り扱い事業部・照会先 株式会社 日立グローバルストレージテクノロジーズ 製品企画部 【担当 出来】 〒252-8588 神奈川県藤沢市桐原町1番地 電話 0466-98-2510 (ダイヤルイン)
■ 報道関係お問い合わせ先 株式会社 日立グローバルストレージテクノロジーズ 企画管理部 マーケティング・広報グループ 【担当 鈴木 (健)】 〒252-8588 神奈川県藤沢市桐原町1番地 電話 0466-98-4044 (ダイヤルイン)
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